干からびた梅干しを再生させたい!どんなやり方があるのか試しました

漬物

梅干しを手作りして食べていますが、手間ひまは確かにかかります。ですがその旨みたっぷりの豊かな酸味は市販の梅干しには敵いません。

今年も漬けましたが梅干しを漬ける容器のプラスチックの蓋が梅干しの酸に負けてしまい破れてしまいました。

外気にも触れて今年の梅干しはカリカリに変化。このままでは固いのでどのように使えるかをネット検索。

そこで色々な使い道がある事が分かり、梅干し再生を工夫してみました。

干からびた梅干しは再生させた方がいいの?

干からびた梅干しですが、ものすごくシワシワな状態。普通ご飯を食べる時やおにぎりの具にするにはちょっと難しい感じです。

色々調べてみましたが干からびている状態でも大丈夫です。梅干し自体保存食なのですから、しっかり水分含まなくても食べる事が出来ます。

ただし干からびているから種から削ぎ取って使うのは、やはり少量だけしか使うことしか出来ない状態になりました。私も何度かそのままの状態で使う時は、一粒分でおにぎりの具にしています。

そのままでは食べる事はちょっと難しいようです。シンプルに梅干しを味わって食べるには、少しお湯や梅酢などに漬けて戻す事が食べやすくなります。

干からびた梅干しを再生させる方法は?

干からびた梅干しを戻して食べたい時のやり方には、梅酢やはちみつに漬けるといいようです。またはそのまま干からびた梅干しを削いで温かいご飯に合わせる事も出来ます。

梅酢に漬ける

漬けた時の状態に近い感じに戻すのであれば、漬けた時に残った、または市販されている梅酢にしばらく漬けて置く事で幾らかは戻るようです。

梅酢に漬けるやり方は、本来の梅干しの味に近づくと思います。シンプルに梅干しを味わいたい時に、このやり方で戻してみて下さい。

ハチミツに漬ける

ハチミツ漬けにする場合、なるべく早く食べ切る方がいいので、少量ずつ漬けて食べる方がいいです。シンプルに梅干しを味わってみたい方はこれらの方法をお試しください。

温かいご飯の蒸気で戻してお弁当やおむすびに

私も種から削ぎ取ってからちぎり、お弁当やおむすびに入れます。時間が5〜6時間経過して食べる頃にはご飯の水分や熱い蒸気を吸って少ししっとりとして食べやすくなります。

色々梅干しを再生させて食べるやり方があります。好みで工夫して食べることも楽しみの一つになります。

干からびた梅干しを使って再生せず料理に

この干からびた梅干しはそのまま食べないで料理に使って楽しむことが出来ます。ここでは一部ですが

  • 炊飯器に入れる
  • 浅漬けの味付け
  • イワシや鯖を煮る時に入れる
  • 醤油等に漬けたりドレッシングを作って梅風味に変える

この料理のアレンジを取り上げてみます。

炊飯器に入れる

一番簡単な使い方になりますが、炊飯器に1〜2粒入れてご飯を炊くだけです。炊き上がりはほんのり梅干しの香りがして食欲の無い時でも食べやすくなります。

特に初夏からの暑い夏に向けてご飯を炊く時に入れるといいです。最近の夏の気温がほぼ30度以上と亜熱帯みたいな気候で、物凄く暑い日が多いです。

ご飯は勿論おかずも痛みやすくなるので、炊飯器に入れる際に梅干しを入れてご飯を炊くと痛みにくくなります。梅干しも炊き上がったらちぎって混ぜるといいですね。

浅漬けの味付け

ちぎってから味の素や少量の白だしも混ぜて梅風味の浅漬けにします。浅漬けにする野菜のおすすめは大根ときゅうり。梅の味との組み合わせがバッチリでご飯が進みます。

その他の野菜はキャベツ、にんじん、蕪、湯通しした蓮根を使っても美味しく出来ます。色々試してみることも楽しみになります,

鰯や鯖などの青魚の煮物に入れて煮る

梅干しは鰯や鯖などの青魚の煮物に入れて煮るとさっぱりとした味になるのでよく使われています。

ここでも干からびた梅干しが十分に活用出来るので、青魚を煮る際に是非ご活用下さい。生臭みもあまり気にならなくて食べやすくなります。

醤油等に漬けたり、ドレッシングの味付けに

干からびた梅干しは醤油等の調味料に漬けても活用の幅が広がります。おすすめの調味料は白醤油。白醤油を知ったのは、愛媛県の大三島にある「くろしお」にご飯を食べた時に出されて美味しかった事からです。

この白醤油は普段よく使われる黒い色の醤油とは違って薄い茶色をした醤油で、あっさりとした風味。優しい味わいのする野菜の炊き合わせでも使われるようです。

この白醤油に干からびた梅干しをしばらく漬けると、梅の風味が醤油に移って爽やかな味になります。

この梅風味の醤油の一番美味しい食べ方はお刺身。特に鯛やヒラメ等の白身魚との相性が抜群です。わさびをつけずに食べたら白身の甘さが引き立つので、是非試して欲しいです。

他にも野菜のお浸しやトマトや大葉をあわせた冷奴に使っても美味しいです。

ドレッシングは干からびた梅干しを酢に漬けて少し置き、実を削いで細かく切る。そこに塩胡椒とオリーブオイルを混ぜて作ると梅ドレッシングが簡単に出来ます。

これはやはり生野菜や海藻のサラダに合わせるといいですね。

干からびた梅干しは色々なやり方で再生することが出来ます!

梅干しが干からびたのを見た時、食べられなくなったのかと思い、びっくりされたと思います。私も最初にカピカピに乾燥された状態の梅干しに驚きました。

だけど色々調べてたり、使い方を考えてみると色んな使い道が見つかって安心しました。工夫して食べることはもちろん、一緒に漬けた赤紫蘇はそのまま細かくしてふりかけのゆかりに。

食べるだけでなく、夏バテ予防のドリンクや焼酎の割材にも活用出来るので、また工夫してご紹介出来たらいいなと考えています。

皆さまのお宅にも干からびた梅干しは勿論、普段食べている梅干しで色々お試し頂けたら幸いです。

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