市販の化粧水が合わない、できるだけ自然素材でスキンケアをしたい——
そんな方に人気なのが、ドクダミの花を使った手作り化粧水です。
古くから「十薬(じゅうやく)」と呼ばれ、薬草として親しまれてきたドクダミには、抗炎症・抗菌・美白といった美容効果があります。
この記事では、ドクダミの花を使った化粧水の作り方・効果・注意点をわかりやすく解説します。
ドクダミの花はお肌に優しく原液はドクダミチンキとして虫刺れの手当てにも昔から使われており、化粧水にしても美肌効果があるので昔から親しまれています。
スキンケアにもピッタリなので、お肌への効果も期待値大!美肌つくりが楽しみですね。市販のドクダミの花化粧水もありますが、今回はせっかくなので手作り化粧水にチャレンジします。
手づくりも出来るドクダミ化粧水の魅力

ドクダミには、クエルシトリン・デカノイルアセトアルデヒド・フラボノイドなどの有効成分が含まれています。
これらの成分が次のような美容効果をもたらします。
- 抗炎症作用 … ニキビ・吹き出物・赤みを抑える
- 抗菌作用 … 雑菌の繁殖を防ぎ、清潔な肌環境に
- 抗酸化作用 … シミ・くすみ予防に効果的
- 収れん効果 … 毛穴を引き締め、キメの整った肌に
自然由来の優しい使い心地で、敏感肌の方にも人気です。敏感肌の化粧水を購入して使っていても、ドクダミの季節が来たら手間ひまかけて作ってみることもいいですね。
私も肌は乾燥しがちなのに吹き出物があったので化粧水を購入していました。
使っている化粧水もあっていたのですが、今回は自然の力を楽しんで利用することにしました。
ドクダミの花化粧水の手作りは簡単!

花が咲くのは5月下旬から6月中旬の梅雨の時期。農薬の掛かっていないものを採取します。ちょうど裏庭には農薬がかかっていないので摘むことが出来ました。
一緒にドクダミの葉っぱを摘んでお茶や入浴剤に利用できますが、葉っぱは洗ってから束ねて天日干しに。梅雨時なので雨が当たらないように気をつけて干していきます。

ここで手作りドクダミの花の化粧水を作った内容を記載していきます。
化粧水を作る道具は以下になります。
これから化粧水の作り方を説明していきますね。私は今回、4カ月ほどホワイトリカーで漬けたものを使用して手作りしました。成分もしっかりと抽出されています。
作り方はアルコール使用パターンとノンアルコールの作り方と2通りあります。
アルコール抽出タイプ
- 洗浄・乾燥
ドクダミの花を洗い、水気をしっかり取る。半日ほど陰干し。 - 漬け込み
清潔なガラス瓶に花を入れ、エタノールまたは焼酎を注ぐ。 - 熟成
冷暗所で2〜3週間保存。1日1回軽く振り混ぜる。 - 濾す
茶こしやコーヒーフィルターで濾す。 - 化粧水に仕上げる
抽出液:精製水を1:1で混ぜ、グリセリンを加える。
保存は遮光瓶に入れて冷蔵庫で約1ヶ月が目安です。自分で作るのが難しい時は市販のドクダミエキスを探すこともできますよ。
グリセリン抽出タイプ(アルコールフリー)
アルコールが苦手な方には、グリセリン抽出で作ることが出来るので安心できます。
作り方も簡単で、ドクダミの花と液体グリセリンを1:1で瓶に入れ、2ヶ月間冷暗所で熟成させます。
優しい仕上がりで敏感肌にも優しい仕上がりです。
2通りの作り方がありますが、どちらの場合も花を瓶に詰めてからヒタヒタになるくらいアルコールやグリセリンに漬けて下さい。
花を漬けると出来上がりが楽しみになってきます。私も早く作りたくてワクワクしました。
手作りドクダミの花化粧水の効果を高めて年齢肌にやさしくする使い方

手作りのドクダミの花化粧水をいよいよ使いますが、どんな効果があるのかをまとめてみました。これらは一般的に言われているドクダミの花化粧水の効能です。
ニキビ・肌荒れに
抗菌作用により、炎症を抑えて肌の赤みを鎮めます。
洗顔後にコットンでやさしくパッティングするのがおすすめ。
美白・くすみ対策に
ドクダミの抗酸化成分がメラニンの生成を抑制。
朝晩のスキンケアに取り入れると透明感アップ。
使用するタイミングと効果の高め方
- 朝:洗顔後に使用(紫外線対策にも)
- 夜:お風呂上がりに使用(肌を鎮静化)この時全身にも使うとよりすべすべになります。この感触が気に入って毎晩のスキンケアが楽しみになりました。
昔からドクダミの花を使った化粧水は女性の美肌を保つ効果が知られています。手作りすると尚愛着も出てくるので、しっかり使って効果を期待したいですね。
私も使い始めてからは吹き出物が気にならなくなりましたし、肌の乾燥も負担にならなくなりました。ですが、やはり年齢肌は気になるところ。
ドクダミの花化粧水はさらさらしているので、春夏向きですが、肌成分を調えるセラミドを一緒に使って美しい肌を手にするよう工夫を始めました。
セラミドを使うとやっぱりしっとりとして秋冬の肌ケアも楽しくなります。今気になっているのは、再春館製薬所のドモホルンリンクルを使ってみること。
直接再春館製薬所にアクセスする方法が一般的ですが、色々聞かれて繰り返し使うのはちょっとハードルが高い気がして出来ていないんです。
そこで調べていくと、通販でもお試し的に購入することが出来るのがわかりました!
これなら気軽に購入できるから試しにやってみるのもアリだと思いますね。
ドクダミの花化粧水を手作りするときの注意点

ドクダミの花の化粧水が合うか合わないかはやはり個人差だありますので、使えるかどうかの注意が必要です。
パッチテストは必須!
初めて使う前に、二の腕の内側で24時間テストしましょう。
かゆみや赤みが出た場合は使用を中止してください。
保存期間を延ばすコツ
- 使用時は手で直接触れず、スプレーボトルやスポイトで取る。
- 冷蔵庫保存で1ヶ月以内に使い切るのが安心。
効果が出るまでの期間
個人差はありますが、2〜3週間ほどで肌のトーンや質感に変化を感じる人が多いです。
どの化粧水もそうですが、自分に合うかどうか、じっくり効果を期待しながら選びたいですね。
ドクダミの花化粧水を手作りして最高の美肌を手に入れませんか

ドクダミの花で作る手作り化粧水は、
✔ 肌荒れを防ぐ
✔ 美白・透明感を高める
✔ 自然派スキンケアを楽しめる
といった魅力があります。
手間はかかりますが、その分「自分の肌に合うオリジナル化粧水」が作れるのが最大のメリット。
ドクダミの花化粧水だけでなく、冬にはゆずの種で手作り化粧水を作ることもしました。こちらもゆずの成分を活かして肌がすべすべになり、全身美容を楽しみました。
自然の恵みを取り入れて、やさしく健やかな美肌を育てていきましょう。


