冬になると柚子がたくさん実り、食卓に旬が加わります。柚子を使う時、たくさん種が出て料理をする際処理に困っていませんか?
実は私も最近柚子の種で化粧水を作るという使い道を知りました。柚子の種の化粧水はお肌の手入れにいいと聞いたら、すごく気になりホワイトリカーで作ってみました。
ここでは、数年前たくさん柚子を頂いた時に化粧水を作った時のやり方や使い道、感想を述べていきます。
柚子の種の化粧水、ホワイトリカーでの作り方は?
ゆずの種から作られる化粧水は、ゆずの種に含まれるペクチンという成分が肌に潤いを与えてくれます。手作りすることで、自分好みの化粧水を作ることができます。
この度は梅干しや梅酒作りに残ったホワイトリカーを使用して作りました。
材料
- ゆずの種
- ホワイトリカー
- ガラス瓶(煮沸消毒済み)
- 精製水
作り方
- 柚子の果汁を取り出す時に出てくる種をザルで受け止めながら集める。この時の種はヌルヌルしていますが洗わないで利用します。乾燥している種はそのまま使用して下さい。
- 瓶に詰める:
- 煮沸消毒したガラス瓶に、集めた柚子の種を入れます。
- ホワイトリカーを注ぐ:
- ゆずの種が浸るまで、ホワイトリカーを注ぎます。種の量に対して、ホワイトリカーは種全体の重さの3倍量を目安にするのがおすすめです。
- 漬け込む:
- 瓶の口をしっかりと閉め、直射日光の当たらない涼しい場所で1週間~2週間ほど漬け込みます。私は冷蔵庫の野菜室でじっくり漬けました。
- この間、毎日瓶を振って、ゆずの種とホワイトリカーをよく混ぜてあげると、より成分が抽出されます。
- 濾す:
- 漬け込んだ液体を清潔なガーゼなどで濾し、別の容器に移します。
- ゆずの種は、もう一度新しいホワイトリカーに漬け込むことで、2回ほど使用できます。
- 化粧水として使う:
- 濾した液体をそのまま化粧水として使用することもできますが、通常は精製水で薄めて使用します。
- 原液を1:2~1:5の割合で精製水で薄め、冷蔵庫で保存し、2週間以内を目安に使い切りましょう。
ポイント
- ホワイトリカーの量: ホワイトリカーの量は、お好みや肌の状態に合わせて調整してください。
- 漬け込み時間: 漬け込み時間は、ゆずの種の量やホワイトリカーの量によって変わります。
- 保存方法: 化粧水は冷蔵庫で保存し、清潔な手で扱いましょう。
- 肌への刺激: 手作り化粧品は、人によっては肌に合わない場合があります。少量でパッチテストを行ってから、顔全体に使用するようにしましょう。
その他
- ペクチン: ゆずの種に含まれるペクチンは、保湿効果だけでなく、肌を引き締める効果も期待できます。ペクチンでお肌のすべすべ感は感動します。
- ゆずの香り: 化粧水には、ゆずの爽やかな香りがほんのり残ります。清々しい香りを感じながらスキンケアもしっかり楽しめます。
注意点
- ホワイトリカーはアルコールが含まれているため、敏感肌の方は注意が必要です。
- 手作り化粧品は、市販の化粧品と比べて品質が安定しない場合がありますので、お肌に合わないと感じたら使用は避けた方が安心できます。
柚子の化粧水を作る時、ホワイトリカー以外のアルコールの種類は
柚子の化粧水を作る際に利用できるアルコールは、主に以下のものがあります。ホワイトリカー以外にも身近なものを使用する事が出来ます。
- ホワイトリカー:
- 無色透明で、比較的クセが少ないため、化粧水に使いやすいです。
- 度数も35度前後と、肌への刺激が比較的少ないものが多く、初めて手作り化粧水を作る方におすすめです。
- 焼酎:
- ホワイトリカーと同様に、度数が35度前後のものが多く、化粧水に使用できます。
- 焼酎の種類によって風味や香りが異なるため、好みの香りを選ぶことができます。
- 日本酒:
- 米を原料としているため、肌に優しいとされています。
- アルコール度数は、種類によって異なりますが、化粧水に使用する場合は、低めのものがおすすめです。
- ウォッカ:
- 純粋なアルコールで、不純物が少ないため、肌への刺激が比較的少ないです。
- 無味無臭なので、他の材料の風味を邪魔しません。
選ぶ際のポイント
- 度数: 一般的に、35度以下のものが肌に優しいとされています。
- 香り: 無香料のものが好ましいですが、好みの香りがある場合は、それを選ぶのも良いでしょう。
- 純度: 不純物が少ないものが、肌への刺激が少ない傾向にあります。
その他
- 薬用酒: 薬用酒の中には、ハーブや果実などが含まれているものがあり、これらを利用して作る化粧水もあります。
- 市販の化粧水用アルコール: 化粧品店などで、化粧水用に作られたアルコールも販売されています。
注意
- アルコールは肌に刺激を与える可能性があるため、パッチテストを行ってから使用することをおすすめします。
- 手作り化粧品は、市販の化粧品と比べて品質が安定しない場合があります。
- 冷蔵庫で保存し、2週間以内を目安に使い切りましょう。
柚子の化粧水に使用するアルコールは、ホワイトリカー、焼酎、日本酒、ウォッカなどが一般的です。ご自身の肌質や好みに合わせて、最適なアルコールを選んでみてください。
柚子の種の化粧水に市販品はある?
柚子の種の化粧水は季節柄どうしても冬限定のものになってしまいます。私もこの化粧水が気に入ったので年中使えるものを探してみました。
探してみたら色々あるもので、乾燥したものはもちろん、冷凍状態の柚子の種もあります。
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勿論、乾燥した柚子の種も更にお手軽です。
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後色々調べてみたら、柚子の産地で有名な高知県馬路村では、青い柚子を使ったリンクル化粧水を開発しているのを見て気になりました。
この青い柚子の基礎化粧品はシリーズ化していますし、揃えて年齢肌に備えるのもアリです。
化粧品も添加物か入っているのもあるので、自然由来の化粧品はお肌に安心して使うことが出来るのは嬉しいですね。
【馬路村農協 公式】umaji リンクル化粧水 青いゆず
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柚子の種で作られた化粧品も最近はたくさんあるので、上手く使って綺麗になりたいですね。
柚子の種入り化粧水をホワイトリカーで作って綺麗になろう
柚子の種は独特のヌルヌル成分がお肌すべすべにするペクチンだから、捨てるのはやっぱり勿体ないですね。
柚子をたくさん頂いたり買うことが出来たら、簡単に作ることができるからチャレンジして美容に張り合いを持たせたいところです。
ホワイトリカーを始めとするアルコール分を種の入った瓶に注いで漬けるだけ。捨てるところを手軽に使うのは、本当徳した気分になります。
冬の柚子で味わうだけでなく肌の美しさに磨きをかけていきましょう。