黒豆は鉄鍋で煮ると上手く出来る!美味しく煮るレシピとポイント紹介

料理

おせちに欠かせない黒豆。あのほのかな甘味は大人から子供まで人気の一品ですし、普段も弁当の甘味や黒豆茶などで食生活で人気があります。

ですが黒豆を自分で煮るとなればやはり手間暇がかかるのが難点になり、特に忙しい年末年始ではほとんどの方が市販の黒豆煮を購入されます。

私も黒豆を煮るのは大変だというイメージがありました。そこで鉄鍋を使うと時間毎に手間を少しかけるぐらいで意外と簡単に煮る事が出来ました。今は黒豆を煮る事に楽しみを持っています。

今回は鉄鍋を使って黒豆を煮るレシピと簡単に作れるポイントを紹介していきます。

黒豆を煮るのは鉄鍋が一番簡単

黒豆を煮るやり方ですが、普通の鍋や圧力鍋など鍋のタイプによって煮方が違ってきます。

色々な鍋で炊いていきましたが、私は鉄鍋でじっくりと煮るのが一番上手く出来ると思います。

黒豆を鉄鍋で煮るメリットは、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

黒豆の色がツヤ良く綺麗に仕上がる

先ずは黒豆を選ぶところからです。色々な産地の黒豆がありますがやはり丹波の黒豆がダントツで人気があります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

丹波黒豆 5年産 丹波黒大豆 岡山県産 超大玉 3L !! 200g 【令和5年産】 LLLサイズ メール便 送料無料 お届けに3日~7日かかります
価格:1,500円(税込、送料無料) (2024/12/15時点)

楽天で購入

同時に鉄鍋も用意が必要になります。すき焼きやちょっとした鍋料理にも使えて囲炉裏端の雰囲気もあるからお料理も楽しくなりますね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

鉄鍋 いろり鍋 24cm 鉄鋳物 ガス火 IH対応 天然木蓋付き 1人鍋 一人鍋 いろり鍋 ih対応 鍋 卓上鍋 飲食店 懐石料理 料理宴会用 業務用 田舎鍋 宴席 料亭 居酒屋
価格:3,850円(税込、送料別) (2024/12/15時点)

楽天で購入

  • アントシアニンと鉄の反応: 黒豆の皮に含まれるアントシアニンという色素は、鉄と結びつくことで鮮やかな青紫色に変化します。鉄鍋を使うことで、この反応が促進され、ツヤのある美しい黒豆に仕上がります。
  • 伝統的な製法: 古くから伝わる黒豆の煮方では、鉄釘や鉄玉と一緒に煮ることが一般的でした。これは、鉄鍋で煮るのと同様、アントシアニンと鉄の反応を利用して色を出していたためです。

黒豆がふっくら柔らかくなる

黒豆は鉄鍋で煮るとふっくら柔らかいので、より美味しく仕上がります。具体的に理由を下記に書いていきます。

熱伝導率がいいので均等に加熱出来る

鉄鍋は熱伝導率が高く、保温性にも優れています。そのため、煮汁の温度が安定しやすく、黒豆がムラなく加熱され、ふっくらと炊き上がります。

ミネラルの補給

鉄鍋から微量の鉄分が溶け出し、黒豆に含まれる栄養価をさらに高めながら黒々とツヤよく仕上げる効果も期待できます。

黒豆本来の味を引き出せる

鉄鍋は、素材本来の味を引き出すと言われています。黒豆の風味をしっかりと感じられる、奥深い味わいの黒豆が楽しめます。

鉄鍋で黒豆を煮ることは、単に色を出すだけでなく、黒豆の風味や栄養価を最大限に引き出す調理法になります。

私も家にある鉄鍋で煮るやり方にチャレンジしてからは、この味が病みつきになってしまいました。

鉄鍋を使う際のポイント

鉄鍋は色々なタイプがありますが、南部鉄器など厚みのある鉄鍋を使うと、より上手に煮ることが出来ます。

ただし鉄鍋は錆びやすいので、使用後はしっかりと乾燥させてサラダ油を薄く塗るお手入れが必要です。

私もうっかり手入れを忘れた為にせっかくの鉄鍋が少し錆びてしまいました。そうならないように鉄鍋は大切に後の手入れを忘れないでください。

また過剰な鉄分摂取は体に悪影響を及ぼす可能性があります。鉄鍋を使う際は、適量を守り、他の調理器具と使い分けるようにしましょう。

鉄鍋を使って黒豆を煮るレシピ

鉄鍋を使うと、黒豆本来の色と風味を引き出すことができ、より美味しく仕上がります。鉄鍋を使うことで、豆に鉄分が補給され、栄養価もアップします。

材料

  • 黒豆 200g
  • 水 800ml
  • 砂糖 100g
  • 醤油 大さじ2
  • 重曹 小さじ1/2
  • 塩 小さじ1/2

作り方

  1. 黒豆の下準備:
    • 黒豆を洗ってザルに上げ、水気を切ります。
    • 鍋に黒豆、水、重曹、塩を入れて、一晩浸水させたくます。
    • 浸水後、ザルに上げて水洗いし、ぬめりを取ります。
  2. 煮込み:
    • 鉄鍋に、下準備した黒豆、水、砂糖、醤油を入れて火にかけます。それから一晩かけてゆっくり戻した黒豆を更にこの中に一晩浸けます。
    • 一晩浸けた黒豆を鉄鍋で煮ふくめていきます。沸騰したらアクを取り、落とし蓋をして弱火でじっくり煮込みます。私はここで他のおせち料理を作る為にストーブにかけます。
    • 時々様子を見ながら、水分が少なくなったら熱湯を足してください。もちろんストーブの火加減も時々気をつけるのも大事になります。
    • 箸で簡単に潰れるくらいまで煮えたら完成です。(約3~5時間)
  3. 仕上げ:
    • 火を止め、そのまま冷まします。
    • 冷めたら冷蔵庫で保存し、冷やして食べると一層美味しくなります。

ポイント

  • 鉄鍋の選び方:
    • 黒豆を煮込むには、厚みのある鉄鍋がおすすめです。
    • 初めて鉄鍋を使う場合は、油を馴染ませてから使用しましょう。
  • 水加減:
    • 黒豆が常に浸るくらいの水量で煮始め、煮詰まったら熱湯を足していきます。黒豆が煮汁から出ないように気をつけてください。
  • 煮込み時間:
    • 豆の種類や硬さによって煮込み時間が異なります。固さなど様子を見ながら調整してください。大体3〜6時間くらいで仕上がります。
  • アク取り:
    • アクはこまめに取り除くことで、黒豆が煮崩れしにくくなり、美しい色に仕上がります。
  • 火加減:
    • 弱火でじっくり煮込むことで、豆がパサつかず、ふっくらと仕上がります。

その他

  • 甘さ: 砂糖の量はお好みで調整してください。
  • 醤油: 醤油の種類によって風味が変わるので、お好みの醤油を使用してください。
  • 煮汁: 煮汁ごと保存すれば、煮汁を使った料理も楽しめます。

鉄鍋を使うメリット

  • 鉄分補給: 鉄鍋で煮込むことで、黒豆に鉄分が補給され、栄養価がアップします。
  • 風味アップ: 鉄鍋の特性を生かし、黒豆本来の色と風味を引き出すことができます。
  • 長持ち: 鉄鍋は丈夫で長持ちするため、長く愛用できます。

このレシピを参考に、ぜひ美味しい黒豆を作ってみてください。

鉄鍋で煮た黒豆の保存方法

鉄鍋で煮た黒豆ですが、やはり煮ふくめるのに一番適したレシピなので普通の鍋よりもふっくらして柔らかく仕上がりました。

味はレシピ通りの分量で作るのが間違いなく出来上がります。黒豆を煮るイメージは手間暇かかるのが強いのですが、意外と簡単に負担なく出来ますよ。

手間はちょっとだけですが、時間はかなりかけていくのが美味しく作るコツです。2〜3日はかかりますが、その分美味しく出来たら嬉しいものですね。

黒豆も煮たらたくさんの量になり、すぐには食べきれません。すぐに食べない時には冷蔵、冷凍の両方で保存することが出来るので参照してください。

冷蔵保存

  • 煮汁ごと保存: 消毒した密閉容器に、煮汁ごと黒豆を入れて冷蔵します。煮汁が黒豆を乾燥から守り、しわになるのを防ぎます。5~7日程度が目安です。
  • 砂糖の量: 砂糖の量が多い方が日持ちします。
  • 注意点: 冷蔵庫の温度や湿度が高い場所では、傷む可能性があります。

冷凍保存

  • 煮汁を切る: 煮汁を切ってからフリーザーバッグなどに入れ、冷凍します。約4週間程度保存できます。
  • 煮汁ごと: 消毒した密閉容器に、煮汁ごと黒豆を入れて冷凍することも可能です。約3週間程度保存できます。
  • 解凍: 冷蔵庫内で自然解凍するのがおすすめです。

どちらの保存方法が良いか

  • 少しでも長く保存したい場合: 煮汁を切って冷凍する方法
  • 黒豆にしわを寄せたくない場合: 煮汁ごと保存する方法

冷凍保存のコツ

  • 小分け: 使いやすい量に小分けにして冷凍すると、必要な分だけ解凍できて便利です。
  • 空気を抜く: 冷凍焼けを防ぐために、空気をしっかりと抜いてから保存しましょう。

黒豆を鉄鍋で煮てたくさん味わおう

黒豆は手間暇かかりますが、実際にやってみるとあまり無理なく煮ることが出来るものです。

材料の量と手順をあらかじめ頭に入れて鉄鍋で煮汁を作ります。そこから取り掛かれば意外と楽に進められます。

年末年始は大掃除等新年を迎える準備でものすごく慌ただしいのですが、定番の黒豆は鉄鍋で煮ていきましょう。慣れたら普段の生活の中でも簡単に作れますよ。

ちょっとだけ頑張ってみたら、新年のおせちの中の黒豆を味わって幸せ気分もいっぱい味わいませんか。

タイトルとURLをコピーしました